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紀元前141年以前の紙が中国の西安市郊外の遺跡から発見されたのは1957年のことでした。 この発見により「紙」は中国で発明されてより2000年の歴史があることが分かりました。 この「はきょう紙」と呼ばれる紙は書写用のものではなく、文字は木簡や竹簡や絹に書かれていました。
後漢時代に歴史上初めての書写用の紙「蔡侯紙(さいこうし)」が完成されます。
610年に高句麗の僧、曇徴が日本へ紙の製造方法を伝えました。 奈良時代には写経に、平安時代には和歌や漢文、書などに利用されました。
現存する世界最古の印刷物は1966年、韓国慶州の仏国寺で発見された 「無垢浄光大陀羅尼経」(8世紀前半)です。
「紙」という字の「糸」ヘンは生糸をより合わせる形から来ているそうです。 なるほどよく見ればねじった形がよく表現されているのが分かります。
ツクリの「氏」は「なめらか」という意味で薄く平らで柔らかなことを表しています。 紙の歴史は薄く滑らかに作る工夫の歴史であったと言えます。
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